仕事をし始めたのは、つまりひきこもりニートから脱したのは、8月1日の木曜日だった。
そして二日間の休日である土日を挟んで、また出勤し出した。
これがニート及びひきこもりから脱して、ずっと仕事をしているという感覚なのだな。
通勤時間は短い方が良いに決まっているよな。本当に無駄だ、通勤時間というのは。通勤手当を貰ったとしても、出費分がゼロになるだけだからな。
通勤時間にかかった時間に対しては、1円も支払われない。だって時給にも日当にも含まれないから。なので勤務先は近場の方が絶対に良いよ。

朝早くに起床するのは、慣れないと無理だ。つーか、慣れない。だって朝早くに起きたくはないから。
引籠りニートからいきなり仕事に就く人は、就業日より一週間前から、朝早くに起床する訓練をした方が良い。

ひきこもりニートから脱して働き出して三日目、この日の作業現場は神奈川県の二宮町の梅沢海岸であった。
梅沢海岸は一般車両でも国道1号線沿いの脇道から下りていき、下の砂利の駐車場には一応行ける。駐車料金は無料だ。トイレもある。バーベキューをしている人が乗り付けた車とか、沢山ある。
まあ、でも駐車場は狭いし、監視カメラもないので、当て逃げされても知らないけど。

まあ、思いっきり奥から撮影しているからな、割と綺麗に見える。
が、海岸付近まで行くと、けっこう汚れている。
まあ、綺麗にしても、綺麗にしても、夜の内にまた新たな木くずゴミが大量に漂着するんですけどね。

梅沢海岸にある突堤。一応進入禁止だが、釣り人は無視して中に入り、釣りを楽しんでいる。
まあ、どこかの他県にある死神が潜む超危険な突堤でもないから、まあ、いいだろ。死ぬ危険はない。流石に嵐の時にこの突堤で釣りをしている馬鹿もいないだろうしな。
奥に見えるテトラポットの手前側で釣りをしている限りは安全だろう。
俺も数回、ここで釣りをしてみた。キスとか釣れたと記憶している。

梅沢海岸より平塚側【東京方面】を撮影した。このように、海岸は広い。なので丁寧に作業していたら、時間内に終わらない。
つーか、昔はこの作業、一班10名で作業していたんだけどな。最近だと、というか、もう10年位か、ずっと、たったの四人で作業し続けていたらしい。経費削減し過ぎだろ、神奈川県よ!

つーか、別にこの場所は観光地でも何でもないので、そこまで頻繁に清掃作業なんてしなくても良いという意見もある。
どうせ潮の流れ次第で、また一晩でどっさりと木くずゴミが漂着してしまうんだからな。

まあ、どこかの川の上流から木くずゴミが海に流れて、潮の流れ次第で色々な海岸に漂着するんだろうな。

元ひきこもりニートが集めた不燃ごみ。こういうのが面倒だな。
10人体制の時は先行して不燃ごみだけを回収する係を置く余裕があったが、今回はたったの四人だから、大変だった。

空き缶の中にタバコの吸い殻を入れて捨てる人間の屑がいるんだよなあ。
マジでさ、なんでそんなことするの?どこかの海岸に漂着するに決まっているだろ。缶には浮力があるんだから。
そして、どこかの誰かが処分するのに苦労する羽目になる。まあ、処分する時に、中身を出さずにそのまま捨てても、仕方ないよな。この時は、ここまでする必要はなかったか。
汚いしな。安い金額で働いているのに、ここまでする必要はなかった。求められていない高い水準の作業をする必要はない。だって安い報酬しか貰っていないんだから。
日本人は低報酬でも頑張り過ぎてしまうので、為政者や経営者が調子に乗って、労働者を舐めて低い報酬しか支払わないので、ナマケモノのイタリア人やスペイン人よりも更に低所得なのである。
少しは反逆した方が良い、ということに、つい最近気づいた。
タバコの吸い殻は、吸い殻入れを持参して、そこに入れろよな。

このように青いシートに木くず類を入れて縛り、重ねて置いておく。
で、当日か後日、重機やキャリアダンプで回収する。だって、たったの四人しかいないんだから。昔はこの作業を10人体制でしていたのにな。
監督と副監督も普通に殆どの時間は作業員と共に清掃作業に従事していたし、トラック運転手も、現場次第だったが、そんなしょっちゅうトラックを運転していた訳ではなかった。
トラック運転手も、殆どの時間は清掃作業をしていた。なので10名体制の時は、10名で海岸清掃をしていた。この梅沢海岸もな。
でも今は予算削減で、これをたったの四人でしているという。アホみたい。まあ、海岸清掃に予算を付けても票には繋がらないので、政治家はギリギリの最低限の予算しか付けないからな。
まあ、最低限の予算でも何とか回っているからな。現場の人が頑張り過ぎるから、回っちゃうんだよな。それを為政者共は見ているので、現場の人がいくら「もっと予算を付けてくれ!」と主張しても、聞く耳は持たないのです。
低予算でも何とか現場が頑張り過ぎて綺麗にしてしまうので、金を出す立場の者は「今迄の予算でも出来ていたんだから、これ以上は出さないよ」と冷酷に突き放すんだよな。
まあ、だから、少しは反逆する必要があるよな。とはいっても、テロ行為とかは駄目だけどな。
イタリアのゴミ回収業者みたいに「予算をもっと付けねーとゴミ回収しねーぞ!綺麗なイタリアの街がゴミで溢れかえるぞ!」とか強く主張して、有言実行でミラノの街とかをゴミで溢れさせたりして、少しは反逆した方が良いのかもしれない。
まあ、でも日本人には無理か。出る杭は徹底的に叩き潰す民族だからな。一人で蜂起しても、社会的に抹殺されるだけか。

まあ、このように、大きなブイのゴミも漂着するので回収する。
それぞれのゴミの種類毎に仕分ける。まあ、分別は、持ち込むゴミ焼却場によって、厳しい焼却場もあれば、けっこう緩い焼却場もあるらしい。俺はトラック運転手ではないので、詳しくは知らないが。

不燃ごみも大量に漂着する。まあ、海岸でバーベキューをして、そのままゴミを捨てて逃げる屑もいるだろうが。

う~んと、これは清掃後に重機が通った跡だと思う。木くずがけっこう見えますが、デパートのフロア清掃じゃないんだから、この程度はもう仕方がない。
そんな徹底的に、木くずの一本も落ちていない位にまで徹底的に清掃するなんて、屋外の、しかも海岸清掃では無理です。100名体制でも無理だから。
つーか、どうせ夜間にまたどっさり漂着するしな。波の高さにもよるだろうが。

水分で湿っていると、たとえ木くずでも、どっさりと重たい。

シートからはみ出す長さの木くずは折るしかない。折る作業は面倒だ。

これは集めた木片。というか木だな。この程度なら、まだ優しい方だ。
実際はもっと大量に、もっとでかい木が漂着している。
だから海岸清掃作業は、ひきこもりやニート生活よりも、遥かに厳しいんだ。
しかも、この時は真夏の八月だ。しかも神奈川県の沿岸部の真夏だからな。更に暑い。避暑地の八月じゃねーからな!
汗だくだくだよ。まあ、喉元過ぎたので、もうすっかり忘れているが。
今年は、俺は海岸清掃には行かない。まあ、今後はもうずっと行かない。が、今年もどこかの誰かが応募して海岸清掃に従事するだろう。
そして、まるで華厳の滝の如く、凄まじい汗を垂らしつつ、日射病にならないように水分補給しつつ、海岸清掃をしているのだろう。
まあ、なので、青いベストを着用して海岸清掃をしている人を見かけたら、その人はボランティアではない、期間雇用の従業員だと思う。
まあ、正規職員の人も青いベストを着用していることがあるけどさ。主に青いベストを着用している人は、期間雇用の人だと思う。
まあ、その他にも、各地にいる海岸清掃を担う会社の従業員の人達も青いベストを着用しているけどな。
大谷翔平とか久保建英とか大の里とかばかり注目せずに、少しは世の中を回している、ごく普通の労働者にも感謝しろよな。
大谷翔平とか、冷静に考えたら、日本に住む俺らの暮らしには何ら貢献していないんだからな。だってアメリカで稼いで、アメリカに納税しているんだから。
少しは日本国内で働く労働者に着目して感謝しろ、ニートや引きこもり共!
