元ニート引籠りのセル齋藤が参加した治験施設

治験の事前検査に行きました

 治験とは、まあ、簡単に説明するならば、人体で実験することだ。

 まあ、動物実験とかを経て、最終的に人間で試すことだ。

 その為、人に投薬して、その後の経過を観察する。

 で、俺は昔、具体的には、え~と、多分、30歳頃だったかな?もう少し後かな?それとも29歳頃だったかな?忘れたが。

 とにかく治験に参加しようと、合計5回位、事前検査を受けた。

 事前検査とは、今回の治験にあたり、より条件の良い人間を選出することだ。

 倍率は治験にもよるが、大体2~3倍、或いは4倍、5倍位までかな。

 で、倍率が二倍なら、半数は落ちる。が、入院当日に体調不良とかで落ちる人が出るかもしれないので、予備で数名選出される。

 その予備人員は、選ばれた者達がそのまま通過して本試験に入れば、もう必要ないので、1万円位渡されて、お役御免だ。

 まあ、治験は指定病院で行われるが、来院した当日に治験開始ではなく、通常は一晩泊まって、翌日から開始だからな。

 まあ、通院のみの試験もあるけど。通院のみの試験には参加したことがないので、どんな風なのかは知らない。

 こうして本試験に通った者は投薬を受けて、順調に全日程を終えれば、規定の報酬を貰える。

 で、俺は昔、治験の事前検査を受けまくったが、悉く落ちた。

 で、漸く最後の五回目か六回目位の事前検査で、何とか受かった。それで、入院を伴う治験を受けた。期間は、忘れた。多分、二泊三日を二回だったと思う。三泊四日を二回だったかもしれないが。いや、四泊五日を二回だったかな?もう忘れたよ。

 まあ、シャワー室の順番の勘違いとか、ほんの少しのトラブルもあったが、無事に終えた。うっすらと覚えているが、室内で、弁当が出て、それを全て食べた。で、本棚には漫画本があった。そこで俺は初めてめぞん一刻を読んだと記憶している。

 治験中は外出は禁止だから、ずっとワンフロアに缶詰めだった。まあ、流石に誰かが危篤とかならば、その人だけ治験を中止して外出できるだろうが。でもその場合は、もう満額は貰えない。その時までの報酬だけだ。

 まあ、夜は、広い一室で皆でベッドで寝るので、夜中に起きてトイレに行く時も、気を遣った記憶がある。

 まあ、あとは頻繁に採血をしたな。採血中はベッドの上で安静にしていたかな。

 報酬は、うろ覚えだが、たしか189000円位だったかな。忘れた。もう10年以上前だと思うからな。15年位前だったかもしれない。とにかく忘れた。

 だが、俺は基本的に治験は受かりにくい体質のようだ。色々な検査項目があって、生来の体質で、俺は治験の何かの項目にほぼ毎回引っかかってしまい、それで落とされていたらしい。で、合格した時は、何とかその項目をギリギリ通過したとか。

 なので、二回目の入院時も、入院前に検査があった。で、その時に、他の人が一人落とされていた。その人は一回目は合格だったが、二回目の入院時に数値が悪化したので、二回目の入院は無理だった。よって、報酬も半分だけだったのかな。まあ、無報酬ということはない。

 まあ、俺はその何とかという数値が毎回引っかかってしまうので、水を大量に飲んだが。でも、今回の治験の事前検査は、水を大量に飲むなんてことはしなかった。

 で、今回の治験の事前検査の結果が、事前検査の日より5日後位に電話連絡があったが、落ちた。まあ、どの項目の数値が駄目だったから落ちたとか、そんな詳しい説明は一切なかった。ただ、落ちたとだけ通知があった。

 まあ、俺は年齢制限ギリギリだったしな。そりゃ、若い人の方が数値は良いのだろうな。それに、元々の体質で治験に受かり易い体質の人が圧倒的に有利だかな。

 なので、倍率、倍率と言いますが、実情は、治験に受かり易い体質の人が毎回ほぼ受かるという形だろうな。


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