弁当工場の給料明細2

弁当工場の給料明細

 で、弁当工場の給料明細だけど。大手の弁当工場ではなく、零細の弁当工場な。平成22年なので、2010年だな。

 いや、正確に言えば、この前後にも何かしらの仕事をやっていたと思う。が、残存している給料明細の順番だと、多分、これかなぁ。

 まあ、日雇いで湘南から川崎市とか、内陸の田舎の方とか、電車で遠くまで行って、物凄く低い対価なのに、一日の大半の時間を使った記憶とかあるのだが。つまり午前四時頃に出て、うんと遠くの見知らぬ場所まで行き、そこで日雇いの作業をして、それでたったの一日の収益6000円だけとか、たしかそんな体験もしたなあ。まあ、たった三日位で終えたと思ったが。

 しかし、それらの資料が残っていない。領収書みたいなのは貰ったと思うのだが、生憎、それらの資料は残っていなかった。

 だから、まあ、きっとこれが、残存している給料明細の中で、一番古い順序のかなあ。

 う~ン、記憶だと、この会社には四カ月半だか五カ月位いたと思ったが、なぜか給料明細が三か月分しかなかった。

 まあ、無いものは仕方がない。

 つーか、意味不明だよな、これは。基本給が41600円で、残業手当が156000円とか、狂っている。

 まあ、大手のちゃんとした弁当工場ではなく、零細企業だった。なのでベルトコンベアもないので、弁当をテーブルに広げておかずとかご飯を盛りつけていた。なのでセブンイレブンの弁当製造工場みたいにベルトコンベアに流れて来る弁当の容器に次々に盛り付けるという風景は想像しないでくれ。

 だって、夜勤の担当なんて、俺を含めて、たったの四人位だったかな。アホ草。なんでこの時の俺は、こんなところに応募してしまったんだろうか・・・

 まあ、多分、今はもうとっくの昔に潰れていると思う。なにしろ、俺が勤務していた時、もうボロボロだったからな。

 昼勤と夜勤がいたが、あまりにもサービス残業地獄で、昼勤の正社員の若者の男性が飛んだ。で、夜勤も、俺はこの時28歳位だったが、最低時給で働いてた。で、更にサービス残業地獄だった。

 俺よりも後にきた高齢男性は、豚みたいな男からサービス残業を言いつけられて、憤慨して、その場で辞めた。その人が正しい判断だったのだ。なのにその頃の俺は、その人を見て、「どうしようもないなぁ。根性ないなぁ。みんなに迷惑かけて、駄目な人だなぁ」みたいに感じていた、のかもしれない。

 いや、その頃の性格な心情は、忘れた。だって、寝不足で、もう無理だもの。生き地獄とは戦場とかだけではなく、日本国内のブラック企業にも、それは確かに存在した。

 だから自衛隊で「こんなのやってられね~よ!薄給でよ~」とか文句ばかり垂れている自衛官がいたとしても、果たして本当に、自衛隊は地獄の待遇なのでしょうか?

 一体、何と比べているのでしょうか?果たして、この時の俺がしていたこの地獄の仕事と比べても、本当に自衛隊の仕事が地獄だと言えるのでしょうか?

 否、天国だと感じるに決まっている。

 で、契約時間は午前五時までだったと思うが、あまりにも間に合わなくて、午前八時とかまで毎日サービス残業だった。

 いや、そんな早く終わることはなかったか。毎日平均で午前十時十五分頃までだったかな。で、最悪だった時は、お昼の正午を過ぎたのだ。契約時間は午後八時から午前五時までだったのに。つまり、たった一日で、サービス残業を七時間半位していた計算になる。アホ草。

 マジでblack企業中のブラック企業だった。が、勤務中の俺はそのことに気付かなかった。なんか、日本軍の精神論みたいにおかしかった。精神力さえあれば!とか、ここで辞めたら周りに迷惑が掛かるとか、そんなバカげたことを思ってしまっていた。

 で、午前0時から午前1時頃まで1時間の休憩があることになっていたが、その休憩時間も、15分以内で食事を済ませたら、また直ぐに作業に戻っていた。だって、終わらせないといけないから、と思い込んでいたから。

 まあ、詳しくは私の人生の話の方に書くと思うが。別のカテゴリにて詳しく話す。

 この勤務時間、全部嘘だからな。サービス残業を毎日五時間以上だからな。マジでふざけていたよな。

 つーか、別にこの企業、世の中に必要じゃねーし。だって商品を卸している先のスーパーからも、客からクレームが頻繁に入っていたそうだ。

 弁当の中に磁石が入っていたとか。まあ、それは俺等が弁当を作っているスペースの上の金属製の棚にくっ付いていた磁石じゃねーの。よくあるだろ、ダイソーとかに売っている、丸くて黄色とか緑色の磁石が。あれが地面に落ちたりして、プラスチックの部分が破損して、磁石が剥き出しになったんだろ。知らねーけど。

 でも、しょうがないよな。毎日サービス残業五時間以上で、睡眠不足で、そりゃミスもするでしょ。で、昼勤の正社員も含めて、全員がそんなサービス残業しまくっていたのに、利益はそれでも出なかったんだとよ。赤字だとさ。

 本来はサービス残業分も全て割増賃金で支払わねばならない。なのに、そのサービス残業分は支払われなかった。なのに、それでも赤字だとさ。

 じゃあ、もう、この企業の経営者はどれだけ無能なんだ?という話だよ。つーか、卸していたスーパーからも、「次何かあったら、もうあなたの会社との取引は止めます」と通告されていたらしい。

 故に、世の中に不要な企業だったんじゃねーの、この会社は。これだけ社員もアルバイトもサービス残業地獄で不幸にして、しかも取引先からも冷淡にされるって、もう存在そのものが意味ないだろ。つーか、この企業が存在することが害悪だろ。

 なんか洗脳されていたよな。なんであの時の俺は、単なるバイトなのに、あんな毎日サービス残業地獄を耐えていたんだろうか。

 きっとカルト宗教って、あんな感じなんだろうな。

 昼勤の正社員の若い男性が、あまりのサービス残業地獄でいきなり飛んだ話をしたが。社員というか、マネージャーがその人の実家に行ったら、もう怒って会ってくれなかったらしい。で、そのまま退職したらしい。

 俺はその人と話したけどさ。昼勤と夜勤の入れ替えの時にさ。良い人だったが、まあ、良い人だから、精神が壊れる迄、文句を言えなかったんだろうな。

 あと、別の若い昼勤の正社員の男性も、勤務中にいきなりぶっ倒れたらしい。過労で。そりゃ、そうなるだろ。この企業は世の中に不要だった。こんなblack企業はみんなを不幸にする。だから潰れろ。つーか存在するなよ。消えろ。カス企業が。とっとと倒産しろ。働いている連中も、とっととこんなクソ企業を辞めて、もっとまともな企業に転職すれば、お前ら自身の人生も豊かになるから。時間的にも、金銭的にも、気持ち的にもな。

 で、豚みたいな38歳位の気持ち悪い男もさ、なんか怖いしよ。そいつの恋人とかいう女が、なんか昼勤なのに、終わらないからと夜勤の仕事もサービス残業で手伝っていて、それでもう精神が壊れたとかで、それで昼勤のその豚みたいな無能が、いきなり夜勤のところに怒鳴って来て、「てめーらのせいでどーたらこーたら!」とか怒鳴って来たんだよな。

 ツーか、意味わからねーよ。その女が勝手に手伝ったんだから。つーかよ、そもそも、そんなサービス残業地獄にならないと回らないような仕事内容って、どれだけ無能なんだよ。その男も、なんかその部署を管理する立場みたいな奴だったが、そもそもそいつが無能だろ。

 で、そいつは俺に対して、俺がバイトで入って一週間後辺りからサービス残業を要求するようになったしよ。マジであの頃の俺は今の俺に比べて、遥かに精神力が低かった。だから言いなりになっていた。

 マジで昔の俺と今の俺とでは、性格は全然違うからな。今の俺はけっこう主張できるが、この当時の28歳の頃は、全然自己主張が出来ないナヨナヨした性格だった。

 今24歳の久保建英は莫大な年収でスペインでプロサッカー選手をして日本代表なのに、28歳の頃の俺はここで最低時給のバイトでサービス残業地獄だったという。

 なんだ、この落差は?俺もサッカーをやったが、てんで才能が無かったからな。野球も小学生の頃にしていたが、全然才能が無かった。

 やっぱり才能って、天賦の才と言いますが、何等かの才能がある奴の方が遥かに有利だよな。


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