遺跡現場の資料7

遺跡発掘現場の資料

 まあ、これらは遺跡発掘現場の給料明細ではない。給料明細は別に紹介する。

 まずは遺跡発掘現場関連の資料を公開する。といっても[公開してもいいだろう]と俺が判断したものだけだ。

 まあ、遺跡発掘現場で転落事故があって、死亡事故は無かったが、けっこう重傷を負った事故が、え~と、覚えているだけで二度あったな。

 それらに関する資料も貰って、手元にあるのだが。まあ、転落事故が発生した後、作業員や調査員が一堂に会して、遺跡発掘財団の偉い人も来て、事務所の中で、説明会があった。

 まあ、福島県の楢葉町での除染の作業時も、俺は会ったことのない人だったが、他の現場で死亡事故が立て続けに二度発生したからな。まあ、一度目の死亡事故発生直後に全作業員が一同に会して、作業に関する注意点の説明がなされたからな。野球場の座席がみんな満席になる位、五百人以上が集まっていたかな。

 まあ、そんな感じで、どうしても屋外の現場作業というのは、危険が伴う。まあ、工場作業も危険が伴うと思うが、工場作業は決められた機械の工程だし、まあ、屋根もあるし、油断しなければ無事故を続けられるであろう。

 しかし屋外作業というのは、どうしても風雨等の天候もあるし、しかも遺跡発掘現場は落差があるからな。

 まあ、俺が覚えている遺跡発掘現場の事故は、どちらも転落事故だった。一件目は落差1.5m、いや2m位の落差のある場所の上の部分で補助員が作業をしていた。その上の部分はとても狭い幅しかなかった。で、その日は雨で、足元に雨で濡れた土嚢が置いてあって、滑って下に落ちて、腰を強打して骨折したらしい。その後、どうなったのかは不明。その時は急いでいたらしい。で、俺等作業員はいない日だった。たしか毎月16日は会議日で作業員は休みだったから。

 まあ、コンクリートやアスファルトの地面ではないのだが、柔かい部分の土は全て除去済みで、硬い岩盤層の地面だった。まあ、地面は平にしてあったが。なので、まあ、柔かい土がクッションの役割を果たすことは無理だった。

 事故のことは事故防止会議で報告されたのに、その人のその後の容態は一向に分からなかった。怖い。

 で、二件目の事故も転落事故だった。かなり高い場所、3m、いや、3.5m位の高さから落下した。下に土嚢があったから、いくらか衝撃は和らいだのかな。ちなみにその土嚢は俺が置いた。いつも俺は土嚢を置き過ぎるのだが、その時は俺が土嚢を置き過ぎたことで、それらの土嚢がクッションになったと思う。まあ、そのことに気付いた人は誰もいないし、俺も申告しなかったけどな。

 その転落事故も、急いでいた時だった。で、俺等作業員は休みの日だった。つまり、日程が迫り過ぎていて、もう、工期がね、延びに延びまくって、もう、一刻も早く仕上げないといけない、という時期だったんだな。だって高速道路の建設予定もあるからな。建設会社の方も予定があるからな。なので一刻も早く遺跡発掘作業を終える必要があった訳だ。

 で、焦って、貴重な補助員が二人も転落したという。二件目の転落事故の犠牲者は、足の骨折だか捻挫だか、忘れた。その人はとうとう最後まで来なかった。まあ、一件目の転落事故の人も最後まで来なかったが。

 まあ、という訳で、焦った時に、人はミスをする、焦った時に重大な事故が発生する、という典型例ですな。

 まあ、なので、その時の転落事故の資料も手元にあるが、これは勝手に公開したら後々トラブルになるかもしれないので、公開しない。現場内の景色も思いっきり写っているからな。まあ、公開しても問題ないと思うけどな。一応、止めておく。

 遺跡発掘現場なんて、探せばそこら中で展開しているから、興味があるのなら、道路から覗いてみれば。あんな感じです。ネットで検索してもいいし。

 で、勝手に[これなら別にいいだろ]と判断した資料のみ公開していく。

遺跡現場の資料1
遺跡現場の資料1

 遺跡発掘現場の現地見学会というのが定期的に開催されている。

 まあ、各都道府県の遺跡発掘財団のサイトを定期的にチェックしていれば見つけられるんじゃないの?

遺跡現場の資料2
遺跡現場の資料2

 まあ、ここは神奈川県の厚木市の中依知という地域の現場でした。

遺跡現場の資料3
遺跡現場の資料3

 まあ、俺もここの現場作業をしていたが。

遺跡現場の資料4
遺跡現場の資料4

 たしかこの一番下の壺は俺が発見したな。別に何の功績にもならないが。

遺跡現場の資料5
遺跡現場の資料5

 まあ、細かな作業の連続であった。石の間を刷毛で掃除したりな。

遺跡現場の資料6
遺跡現場の資料6

 この詰んである石も、下手したら崩れるから、慎重な作業が出来る作業員だけ、ここに呼ばれた。俺もその一人だが。

 何となく分かるでしょ。俺はこんな細かなサイト制作の作業を延々としている性格だからさ。

 ガサツでフルスイングばかりみたいな大雑把な作業しか出来ないような作業員が、こんな崩れる可能性大の現場に入ったら、どんどん崩れちまうからな。

遺跡現場の資料7
遺跡現場の資料7

 この石が敷き詰められている地面も、丁寧に少しずつ土を剥がし露出させていった。で、頻繁に写真を調査員が撮影していた。

 写真を撮る時は水洗いして石の表面を綺麗にした。スポンジとかを使って。

遺跡現場の資料8
遺跡現場の資料8

 え~とね、ここは高速道路の建設予定地なのだ。で、そこを掘ったら、こんなのが現れたのだ。

遺跡現場の資料9
遺跡現場の資料9

 まあ、大昔の人が、斜面に穴を掘ったのだ。で、そこを墓にしたらしい。まあ、人骨も出たが。

 人骨といっても、別に最近死んだ人の人骨でもないので、何ともない。つーか、人骨だからといって、慌てふためく程のことでもない。

 だって人間はいつか必ず死ぬんだからな。

 まあ、後は錆びた剣とかも出たが。別に、超偉い人のお墓でもないが、まあ、地域のそこそこ偉い人のお墓、みたいな感じだったと思う。

遺跡現場の資料10
遺跡現場の資料10

 まあ、一般人向けの現地説明会の前に、我々作業員向けにも調査員が説明してくれたが。

遺跡現場の資料11
遺跡現場の資料11

 まあ、この現場の近くに事務所があり、事務所の近くに駐車場があったので、俺はそこまで車で行っていた。

遺跡現場の資料12
遺跡現場の資料12

 最初はスバルの軽自動車のR2で行っていたが、ラジエーターが壊れたので、ルーミーにした。

遺跡現場の資料13
遺跡現場の資料13

 まあ、これが事故が起こった時の資料だ。

 写真付きの解説の紙もあったが、それは現場内の様子が写っているので、止めた。後で文句を言われるのは嫌だからな。

遺跡現場の資料14
遺跡現場の資料14

 う~ン、これは現地見学会でのアンケートらしい。なんで現地見学会に行っていない俺がこんなの持っていたのかは不明だ。

遺跡現場の資料15
遺跡現場の資料15

 これは財団から貰った記念品の手ぬぐい。

遺跡現場の資料16
遺跡現場の資料16

 これは俺が35歳の時に初めてこの遺跡発掘の仕事を開始した時、初日の講習で貰った用紙。

遺跡現場の資料17
遺跡現場の資料17

 まあ、その時の伊勢原の現場の監督が、俺一人しかいないのに、この資料を使って説明してくれた。

遺跡現場の資料18
遺跡現場の資料18

 まあ、よくこの仕事を七年間も続けていたなあ。

 といっても、その間の殆どの期間で、サイト制作を間断なく進めていたのだが。

遺跡現場の資料19
遺跡現場の資料19

 んで、これは遺跡発掘現場の仕事が縮小したので、人員削減で、一時的に解雇された時の記録。

 まあ、解雇というよりも、自宅待機というべきか。でも、なんか俺は必要とされて、一か月位の待期期間の後、また直ぐに呼ばれた。

 ああ、そうだ。この一か月間は、重機を使って一気に掘り下げる作業をしていた期間だったから、手作業で作業する作業員は一時的に解雇されていたんだ。

 だって重機の傍で手作業で作業していたら危ないからな。

 まあ、俺は細かな作業が出来るので、優先して呼ばれた。それだけ必要とされたということか。

遺跡現場の資料20
遺跡現場の資料20

 で、これは俺が雇われていた遺跡発掘現場への派遣会社の社長が、俺の父親が死んだ時にくれたお金です。香典というのか?いや、でも、葬儀の時にくれた訳ではないからな。それでも香典と言うのか?分からないが。

  一万円だったかな。五千円でなかったと思うが。まあ、そんなものでした。

 けっこうこの時点で勤続5年以上だったので、ある程度の信頼関係は出来ていたから、こういうのもくれた。流石に新人だったら、ここまでしてくれない。

 ということで、遺跡発掘関連の資料集でした。


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