この日は、どこで作業をしたのだろうか?
風景を見ても、分からない。
どこなのかな?二宮かな?
いや、大磯かもしれない。
本当に忘れた。分からない。

朝に降り立ったバス停前のベンチ。

裏が黒いリュックと紺色の水筒。

いつもの東浜須賀のバス停。

いつもの左折箇所。

いつもの海側の歩道。

晴天の日だったから、防水ではないミズノのスニーカーを履いてきた。

いつもの通勤路。

いつもの自然公園内の屋根付きベンチ。

いつもの木製テーブルの上に置かれたリュックとか水筒。

テーブルに座った時の様子。

タラコのおにぎりと肉団子と蓮根。もう一つのおにぎりの具は知らない。

キウイとシャインマスカット三粒。

屋台の焼きそばみたいに積み上げられた木くずの山。

小田原方面を望む。

多分、二宮町の海岸のどこかだと思う。

木くずの山に混じった白い靴一足。

え~と、どこだったっけなあ。

まあ、財団職員が後に重機で掴んでトラックで搬出した。

まあ、石ころも混じっているけどな。丁寧に一つ一つ除去するなんて不可能だ。
まあ、トラックに積んだ後に石ころを見つけたら除去するけどさ。

つーか、やっぱり俺がする本来の仕事じゃねーよな。
俺は四柱推命の命式で傷官が三つあるパターンもあるからな。
流派により出る命式が違うが、どちらでも俺は傷官持ちだ。
傷官は創造性を司るからな。創造性を微塵も要求されないこういう類の仕事は、俺の本来の仕事ではなかった。

どこだったかなあ、この壁際の景色の場所は。

綺麗にした後の海岸の様子。

今は6月15日だが、もう既にとてつもなく暑い。
今年の海岸清掃の臨時作業員は七月から稼働するらしい。俺は八月からだったが。
まあ、今年も地獄の暑さであろうな。

波打ち際を低く飛ぶ海鳥。

どこだったかなあ、この日の作業場所は。
まあ、どうでもいいか。俺は記憶力が悪いので、この場所を思い出せない。

帰りの汐見台のバス停。

帰宅時のバス停の時刻表。本数が少ない。

バス停前のベンチ横に置いた俺のリュック。

もう、人生に疲れた。はあ。
何だかなあ。神によって、あらぬ方向に強引に誘導されたというか、導かれるという。
俺のこの制作途中のサイトが、将来、陽の目を見ることがあるんだろうか?
それとも俺の一生はみすぼらしく、一度も輝くことがないまま終了するのだろうか?
引籠りの身分なら、その時間は自由だ。だから何かしらやった方がいいよ。
人生はあっという間だから。
あっという間に過ぎ去るから。