で、この日は二宮町の上町という海岸の清掃をしました。
上町は、二宮町の国道一号線沿いの道を海側に左折すればいい。まあ、ナビを見てよ。
ただ、進んでも駐車場なんて無いからな。そして狭い道なので注意せよ。
というか、金網みたいな門があるので一般車両は入れないよ。
とはいえ、まあ、固定されているのは片側だけだし、もう片方は簡単に開けられるんだけどな。そして固定されている方も、下の金具をいじれば簡単に開けられるんだよな。施錠はされていない。
前に上町で海岸清掃していた時、上町への出入り口は物凄い急な坂なのだが、そこを一般車の黒のステップワゴンっぽい車が降りてきたので、ここは無理だよとみんなで教えてあげました。
俺はこういう急な坂道での運転とかも嫌だったよ。大磯の海岸に行く道とかさ、小磯幼稚園だっけ?あの先にある道とか、物凄く急な曲がった坂をバックで下がって行くとかさ、とっても嫌でした。
こんなこと、10名体制の頃は一切しなかったのにな。
なんかなぁ、13年前と比べて日当が大して変わっていないくせに、10名体制の頃と比べて、作業の難易度と大変さが格段に上昇しているよな。
日本がアメリカだったら、今頃、同じ作業で日当25000円位貰えていたのにな。
マジで貧乏国家に転落したよな、この日本は。古臭い固定観念に縛られた奴等が国を支配しているので、革新的な国とどんどん引き離されていくよな。

雨で濡れた、いつものバス停を降りた目の前にある左折箇所。

この日はけっこう雨が降っていたようだ。

いつもの東浜須賀バス停。
世にも奇妙な物語のループものではない。ただ単純に毎日このバス停で降りて出勤しているだけ。

俺の作業ズボンがけっこう濡れている。
まあ、多分、斑模様の濡れ具合からして、ベンチの水分が付いたのかな?

雨で濡れた路面。滑らないようにゆっくり歩こう。

ここは屋根付きだから濡れる心配はない。
まあ、横殴りの雨なら濡れるけど。

リュックに付いているオレンジ色のは反射材だ。

雨に濡れた自然公園内の光景。

いつもの歩道と向こう側のベンチとその上の青い屋根。

いつもの朝食の弁当。今日は玉子焼きがあった。あときんぴらごぼう。

一体何枚同じような写真を撮っていたんだ、俺は!
確かにこの時と同一人物だが、その時の生きている状況や歳により、人間って考え方が変わるよな。
今の俺はもう、こんなに大量に写真は撮らないよ。

いつもの果物コーナー。

なんでこの日は雨天だったのに、俺は防水スニーカーを履いてこなかったのだろうか。

まあ、この他にも流木は漂着していた。

これは纏めた人工ゴミ。

二宮町の上町の海岸には石ころが沢山あった。
石ころだらけの海岸は清掃し辛いよな。

右側に見える構造物は西湘バイパスだ。

西湘バイパスの下にはバーベキューセットみたいなのがあったが、勿論、勝手に使っては駄目だ。
有料だろうな。どこで申し込むのかは知らない。

上町に上がった流木とか角材とか竹。
奥に見える青いのは俺の雨合羽。

燃料には出来ない。だって水分を含んでいるからな。止めた方が良い。

これらをまた熊手で集めて清掃しないとな。

重機、つまりホイールローダーは、入れる海岸と入れない海岸がある。
え~と、この二宮町の上町の海岸には、重機が入ってこれたかな?
多分、無理だな。

なので人力で全て片付けるしかない。

まあ、集めた木くずは青いビニールシートに乗せて、それをキャリアダンプに乗せて坂道を登って行き、途中の平な場所でトラックに積み込む。

曇り空は嫌だなあ。いつ雨が降って来るか。
まあ、ウォーキングデッドのウォーカーが襲来するよりかはマシか。
或いは、ウォーカーが来て噛まれれば死ねるから、それは楽かもしれないな。
ゾンビになった後のことなんて、知らない。
ああ、生きることは辛いよな。
ギャルの奥さんが家で待っているとかなら楽しいだろうが。

西湘バイパスの柱の下に集められた木くずと流木。

たしか俺等が集積したのではなく、他の海岸清掃員がやったのだろう。
いや、ここを管轄する漁師かもしれない。
たしか、ここら辺はシルバー人材が専門で清掃していた区域だったと記憶している。
う~ん、でもシルバー人材じゃないかもしれないけど。

こんな長い流木は、そのままではトラックには積めないなあ。

まあ、ノコギリで切るか、或いはここに置いておいて後に財団職員がチェーンソーで切るかのどちらかかな。

大変だなあ。

もう、この作業着も捨ててしまった。

左手の手相。俺は運命線が薄い、というか無いも同然なレベルだ。

右手の手相。
前に占い師に手相を見てもらったら、俺は長生きするらしい。
長生きということは、それだけこの世での苦痛を長く長く味わわねばならないということなのだが。
あの世に行ければ、もう金銭の苦労ともおさらばなのにな。
長生きって、別におめでたくないだろ!貧乏だったら、ずっと貧乏暮らしの苦痛が続くということだから最悪じゃねーか!
でも自死したら駄目だから、生きるしかないけどさ。という訳で、一概に長生きの手相が良いとは限らない。

緑茶のペットボトル。財団から支給されたもので、毎日一本のペースで飲んでいた。

まあ、倉庫の中に冷蔵庫があったので、そこの冷凍庫で冷やして凍らせていた。
それをクーラーボックスに入れて現場に持って行き、クーラーボックスの外に出して携行しておれば、自然と溶けていく。
だって気温が36度とかあるんだからな、マジで狂ってんな。
江戸時代の夏は26度とか、せいぜい30度とかだったんだろ?
この酷暑の中で海岸清掃というのは、体力が無ければ死ぬぞ。
だから、まあ、体力に自信がない人は応募しない方が良い。
単純に筋力があるとか、長距離を走れるとか、そういうのはあんまり無関係だと思うな。肝心なのは暑さに耐えられるか、蒸し暑さに耐えられるかだ。マッチョとか、あんまり関係ないと思う。
だから引籠りニートの人でも、とりあえず応募して、駄目そうなら即、辞めていいんじゃないの、屋外の作業は。
まあ、それ以上に人間関係が厳しいけどな。他の作業員達と相性が良ければいいけどさ。