引籠りだった齋藤健一が見ていた七里ヶ浜海岸にそびえたつ高い壁

ひきこもニートから清掃員へ【10月25日】

 で、この日も前日に引き続き、鎌倉市の七里ヶ浜海岸の清掃だった。

 まあ、前方で他社の作業員と合同で15名位で大々的に清掃していた時もあったが、そんな場面は写さなかった。

 だって他人の了解を得ずに他人を写したら、後々問題になるからな。なので他の作業員は写らない場所しか写していない。

 この時点では、俺はどこら辺を掃除していたんだろうか?まあ、トラックに木くずゴミや流木ゴミを積み込む作業で、重機がトラックの荷台にドサーっとゴミを落とした後、トラックの側面からタイヤを踏んでよじ登り、手でならす作業があったから、そういうのをしていたのかもしれない。

 本当に作業強度が10名体制の頃と比べて格段に上がった。何もありがたくないよ。昔の10名体制の頃は、みんなで割とゆっくり作業出来ていたのにさ、今回は日当がたったの1000円しか上昇していないくせに、物凄く苦労させられた。

 アメリカ軍で例えたら、昔の作業はアイダホ州の州兵の訓練程度だったのに、この時の作業は特殊部隊グリーンベレーの訓練や実戦並にキツかった。

 グリーンベレーの隊員ならば、名誉とか増額された報酬が貰えるから応募者は尽きないだろうが、この単なる臨時の海岸清掃員でそんなキツ過ぎることを低額賃金でやらされても、嫌気がさすだけだ。何の得もない。

 しかも酷暑だし。だから10名体制の頃は応募者多数だったが、最近は少ないのではないか。12年前と比べても、マジで暑いからな。常にサウナだからな。滝のような汗が落ちる。

 何なんだよ、この違いはよ!第一、昔に10名でしていたのを、なんでたったの4名でしてるんじゃ!それに財団直属の作業員がそんなに頑張って成果を上げると、上の方も「なんだ、たったの四人でこれだけ出来るんだから、来年の予算も据え置きでいいよな」と判断してしまい、翌年の予算を1円も上げないということは、人間の心理、予算を組む権力を持つ者の心理として十分にあり得る。

 なので、この年の俺等が頑張り過ぎたので、きっと次の年の臨時の海岸清掃員の予算も、増額は1円もされていないだろうな。

 で、今年の臨時で雇われた海岸清掃員達は、前年に猛烈に働いた臨時の海岸清掃員と同等以上の成果を求められるという地獄のループに陥る訳だ。

 だから頑張ったら頑張った分だけ、なんか特別ボーナスが出るとか、そういう風にねぎらわないと、結局、報酬という面では損をすることになる。頑張れば頑張る程にね。

 それがこの世【日本限定】の【昭和方式】の理不尽さだ。つまり〔昭和〕という時代が、この令和にも、またまだ日本各地で生きているのだ。大日本帝国方式がな。きっとアホな日本人共は、令和の次の時代も、相変わらず昭和方式を継続しているのであろうな。アホ草。

 頑張れば頑張る程に損をするという仕組みは、今すぐに正すべきだ!と思うが、もう今後一生海岸清掃員としては働かないので、まあ、どうでもいいか。

元引籠りニートの齋藤健一がリュックにしまった緑茶と携帯傘
元引籠りニートの齋藤健一がリュックにしまった緑茶と携帯傘

 今日の飲み物は緑茶だった。

元引籠りニートの俺が降り立った東浜須賀バス停(午前七時台)
元引籠りニートの俺が降り立った東浜須賀バス停(午前七時台)

 いつもの東浜須賀のバス停。

引籠りだった齋藤健一が朝に見ていた青い矢印と開いたリュック
引籠りだった齋藤健一が朝に見ていた青い矢印と開いたリュック

 歩道の前の道路に描かれた青い矢印。

元ニート引籠りの齋藤健一が早朝に見た雨で濡れた歩道
元ニート引籠りの齋藤健一が早朝に見た雨で濡れた歩道

 いつもの海側へと続く道。

元ニート引籠りの俺が朝に立っていた地面【東浜須賀バス停前の白いベンチ前】
元ニート引籠りの俺が朝に立っていた地面【東浜須賀バス停前の白いベンチ前】

 この日は雨が降っていたようだ。

元引籠りニートが見ていた白いベンチ【東浜須賀バス停前のベンチ】
元引籠りニートが見ていた白いベンチ【東浜須賀バス停前のベンチ】

 バス停前のベンチも汚れているな。

元ニート引籠りの俺が小雨の中、歩いていた出勤路の裏道
元ニート引籠りの俺が小雨の中、歩いていた出勤路の裏道

 いつもの裏の通り道。

引籠りニートだった俺が午前七時台に歩いていた歩道
引籠りニートだった俺が午前七時台に歩いていた歩道

 歩いている俺。

引籠りだった齋藤健一が小雨の中、通勤していた朝の道
引籠りだった齋藤健一が小雨の中、通勤していた朝の道

 いつもの歩道。

元ニート引籠りの齋藤健一撮影の朝の誰も子供が歩いていないスクールゾーン【茅ケ崎市】
元ニート引籠りの齋藤健一撮影の朝の誰も子供が歩いていないスクールゾーン【茅ケ崎市】

 いつもの道。

元ニート引籠りの齋藤健一が朝に飲料を購入していたセブンイレブンの電光看板
元ニート引籠りの齋藤健一が朝に飲料を購入していたセブンイレブンの電光看板

 セブンイレブンの電光看板。

元ニート引籠りの齋藤健一が自然公園内の木製テーブルに置いたコンビニで買った緑茶
元ニート引籠りの齋藤健一が自然公園内の木製テーブルに置いたコンビニで買った緑茶

 緑茶のペットボトルを買ったが、こんなに飲んだのかなあ。

元引籠りニートの俺が自然公園内のベンチに座っているところ(茅ケ崎市)
元引籠りニートの俺が自然公園内のベンチに座っているところ(茅ケ崎市)

 いつものベンチに座っていた俺。

元ニート引籠りの俺が見ていた自然公園内の植物と歩道
元ニート引籠りの俺が見ていた自然公園内の植物と歩道

 いつもの歩道と植物。

元ニート引籠りの齋藤健一が見ていた自然公園内の開けた場所
元ニート引籠りの齋藤健一が見ていた自然公園内の開けた場所

 いつもの自然公園内の開けた空間。

元引籠りニートの俺が見ていた自然公園内のテーブルに置いた開いた傘と緑茶のペットボトル
元引籠りニートの俺が見ていた自然公園内のテーブルに置いた開いた傘と緑茶のペットボトル

 いつものベンチとテーブル。

元引籠りニートの俺が早朝に弁当を食べる為にいた場所
元引籠りニートの俺が早朝に弁当を食べる為にいた場所

 今回は向こう側には座らなかった。

元引籠りの齋藤健一が朝に履いていたレモンイエロー色のスニーカー(ミズノ)
元引籠りの齋藤健一が朝に履いていたレモンイエロー色のスニーカー(ミズノ)

 レモンイエローのスニーカー。

元引籠りニートが朝に飲んでいたピンク色のエナジードリンクと朝食用の弁当と箸
元引籠りニートが朝に飲んでいたピンク色のエナジードリンクと朝食用の弁当と箸

 今日はモンスターエナジーのピーチ味を買った。

元ニート引籠りが掴んでいたモンスターエナジーの飲む前の缶
元ニート引籠りが掴んでいたモンスターエナジーの飲む前の缶

 モンスターエナジーに、なんでハマっていたんだろうか。

引籠りだった齋藤健一が左手で持っていたモンスターエナジーのエナジードリンク
引籠りだった齋藤健一が左手で持っていたモンスターエナジーのエナジードリンク

 こんなものに頼らなくても、錠剤のキューピーコーワで十分だったのに。

元引籠りニートの俺が見ていたモンスターエナジーの側面に描かれた蝶々の絵
元引籠りニートの俺が見ていたモンスターエナジーの側面に描かれた蝶々の絵

 120円位の瓶の栄養ドリンクで十分だったよな。

引籠りニートだった齋藤健一が掴んでいたピーチ味のモンスターエナジー缶の裏面の文章
引籠りニートだった齋藤健一が掴んでいたピーチ味のモンスターエナジー缶の裏面の文章

 ピーチ味は不味いだろ。

元引籠りニートの俺が掴んでいたピーチ味のモンスターエナジーの裏面の説明
元引籠りニートの俺が掴んでいたピーチ味のモンスターエナジーの裏面の説明

 栄養ドリンクなんて全部不味い。

出勤前の元ニートの俺が朝に掴んでいたモンスターエナジー缶の裏の説明文
出勤前の元ニートの俺が朝に掴んでいたモンスターエナジー缶の裏の説明文

 果汁10%未満って、具体的に何%なんだよ?

 果汁0.01%しか含有されていなくても、果汁10%未満だ。

 果汁2%含有でも、果汁10%未満だ。

 【売上の一部は赤十字に寄付されます】とかいう文章がよくあるが、売上の一部って具体的に何パーセントなんだよ!5000億円の売り上げがある内の、たったの10円だけを寄付したしても、売上の一部を寄付したことになるのだが。

 こういう曖昧な表現は嫌いだ。

元ニート引籠りの齋藤健一が掴んでいたモンスターエナジー缶の上のピンク色のプルタブ
元ニート引籠りの齋藤健一が掴んでいたモンスターエナジー缶の上のピンク色のプルタブ

 オレンジ色なのか、これは。

引籠りニートだった齋藤健一が掴んでいたモンスターエナジー(ピーチ味)の底面
引籠りニートだった齋藤健一が掴んでいたモンスターエナジー(ピーチ味)の底面

 またいつもの不要な缶底の写真。

元ニート引籠りの俺が朝に食べていた弁当の中身(ブロッコリーと玉子焼きと蓮根とおにぎり二つ)
元ニート引籠りの俺が朝に食べていた弁当の中身(ブロッコリーと玉子焼きと蓮根とおにぎり二つ)

 いつもの弁当の内容。

元ニート引籠りが出勤前に食べていた弁当に入っていた玉子焼き二つ
元ニート引籠りが出勤前に食べていた弁当に入っていた玉子焼き二つ

 玉子焼き二つ。

元ニート引籠りの齋藤健一が朝に立っていた、この日の海岸清掃の現場の七里ヶ浜海岸
元ニート引籠りの齋藤健一が朝に立っていた、この日の海岸清掃の現場の七里ヶ浜海岸

 今回も七里ヶ浜海岸の清掃だった。

元引籠りニートの俺が持っていたビニール袋に入れた流木(神奈川県・鎌倉市の七里ヶ浜海岸にて)
元引籠りニートの俺が持っていたビニール袋に入れた流木(神奈川県・鎌倉市の七里ヶ浜海岸にて)

 ビニール袋に流木を入れていた。俺はなんか、隅々までやってしまう性格だったな。そんなに頑張っても特別ボーナスも何もないのにな。アホらしい。

元引籠りニートの俺が見ていた綺麗になった七里ヶ浜海岸(鎌倉市)
元引籠りニートの俺が見ていた綺麗になった七里ヶ浜海岸(鎌倉市)

 そんなに熱心にしても、日当に変化なしなんだからな。適当にやっておれば良かったかな。

元引籠りニートの仕事の為に俺が歩いていた砂浜(神奈川県・鎌倉市)
元引籠りニートの仕事の為に俺が歩いていた砂浜(神奈川県・鎌倉市)

 石が混じっている砂地。

元ニート引籠りが開いていた左手の掌(七里ヶ浜海岸・鎌倉市にて)
元ニート引籠りが開いていた左手の掌(七里ヶ浜海岸・鎌倉市にて)

 手相は変化なしだな。

引籠りニートだった齋藤健一が七里ヶ浜海岸で開いた左手の手の甲
引籠りニートだった齋藤健一が七里ヶ浜海岸で開いた左手の手の甲

 昔、工場の作業で、危うくこの指を全部失うところだった。怖いよな、本当に。

元ニート引籠りの俺が右腕に装着していたカシオのデジタル腕時計(午前10時10分28秒)
元ニート引籠りの俺が右腕に装着していたカシオのデジタル腕時計(午前10時10分28秒)

 あと約二か月で終わり、という段階。

引籠りニートだった齋藤健一が見ていた自分の右手の掌(鎌倉市の七里ヶ浜海岸にて)
引籠りニートだった齋藤健一が見ていた自分の右手の掌(鎌倉市の七里ヶ浜海岸にて)

 指は大切だから切断するようなことはするなよ。

元ニート引籠りの齋藤健一が海岸清掃していた現場(鎌倉市の七里ヶ浜海岸の砂浜)
元ニート引籠りの齋藤健一が海岸清掃していた現場(鎌倉市の七里ヶ浜海岸の砂浜)

 この一本だけ挿してある木の棒か竹の棒は、ここまでが今日の清掃範囲だ、という目印だったかもしれない。

元ニート引籠りの俺が作業着姿で立っていた七里ヶ浜海岸での様子
元ニート引籠りの俺が作業着姿で立っていた七里ヶ浜海岸での様子

 この日の作業服は全身鼠色だった。

引籠りニートだった齋藤健一が七里ヶ浜海岸で履いていた作業用長靴
引籠りニートだった齋藤健一が七里ヶ浜海岸で履いていた作業用長靴

 いつも緑茶を飲んでいた。

引籠りだった齋藤健一が見ていた七里ヶ浜海岸にそびえたつ高い壁
引籠りだった齋藤健一が見ていた七里ヶ浜海岸にそびえたつ高い壁

 高い壁ではなく、この上を国道134号線が通っている。

元引籠りニートの齋藤健一が見ていた七里ヶ浜海岸の砂浜と海
元引籠りニートの齋藤健一が見ていた七里ヶ浜海岸の砂浜と海

 何の金目のモノも落ちていない。

引籠りだった齋藤健一が海岸清掃で着用していた作業用手袋(緑色)
引籠りだった齋藤健一が海岸清掃で着用していた作業用手袋(緑色)

 作業用の手袋。

元ニート引籠りの齋藤健一が海岸清掃で使用していた安物の緑色の手袋(神奈川県・鎌倉市の七里ヶ浜海岸で撮影)
元ニート引籠りの齋藤健一が海岸清掃で使用していた安物の緑色の手袋(神奈川県・鎌倉市の七里ヶ浜海岸で撮影)

 頑丈だからそんなに頻繁に替える必要は無かった。そのくせ安いからな。

引籠りニートだった齋藤健一が神奈川県の鎌倉市の七里ヶ浜海岸に置いた緑色の手袋の内側
引籠りニートだった齋藤健一が神奈川県の鎌倉市の七里ヶ浜海岸に置いた緑色の手袋の内側

 ザクⅡみたいに量産型の安い手袋で十分だよな。

引籠りニートだった俺が海岸清掃員として働いていた時に使用していた作業用手袋の内側の緑色の部分
引籠りニートだった俺が海岸清掃員として働いていた時に使用していた作業用手袋の内側の緑色の部分

 カローラみたいに信頼できる手袋だ。

元引籠りニートの俺が砂浜に置いた内張りが緑色の作業用手袋
元引籠りニートの俺が砂浜に置いた内張りが緑色の作業用手袋

 量産型で良い。

引籠りだった海岸清掃員が砂浜に置いた緑の作業用手袋
引籠りだった海岸清掃員が砂浜に置いた緑の作業用手袋

 量産型のメイプルリーフ金貨が欲しい。1オンスの金貨が12枚。ウィーン金貨でも良い。

元ニート引籠りの俺がSと書いた手袋二つ
元ニート引籠りの俺がSと書いた手袋二つ

 コメント書くの秋田県。

引籠りだった齋藤健一が鎌倉市の七里ヶ浜海岸の清掃で使用していた作業用手袋
引籠りだった齋藤健一が鎌倉市の七里ヶ浜海岸の清掃で使用していた作業用手袋

 過去の俺はなんでこんなに大量の手袋の写真を撮影したんだ?

元ニート引籠りの俺が見ていたSと書かれた作業用手袋が砂塗れになっている様子
元ニート引籠りの俺が見ていたSと書かれた作業用手袋が砂塗れになっている様子

 砂塗れの手袋を自宅で洗ったら大変だったな。なのである程度は職場の倉庫横にある外にあった水道で洗ったと思う。

引籠りニートだった俺が地面に置いたSと書かれた自分用の作業用手袋と七里ヶ浜海岸の砂浜の風景
引籠りニートだった俺が地面に置いたSと書かれた自分用の作業用手袋と七里ヶ浜海岸の砂浜の風景

 とにかく西端から東端まで距離が長い。

元引籠りニートの俺が見た、海岸清掃されて綺麗になった鎌倉市の七里ヶ浜海岸の景色
元引籠りニートの俺が見た、海岸清掃されて綺麗になった鎌倉市の七里ヶ浜海岸の景色

 ヤドカリみたいな生物は何もいなかった。

元ニート引籠りが海岸清掃で集めていた流木が透明なビニール袋に入っているところと地面に置かれた二つの手袋
元ニート引籠りが海岸清掃で集めていた流木が透明なビニール袋に入っているところと地面に置かれた二つの手袋

 もう飽きた。

元ニート引籠りの齋藤健一が地面に置いていた二つの作業用手袋(七里ヶ浜海岸・鎌倉市で)
元ニート引籠りの齋藤健一が地面に置いていた二つの作業用手袋(七里ヶ浜海岸・鎌倉市で)

 写真撮り過ぎ!

引籠りニートの俺が見ていた海岸清掃中に使用していた道具(熊手とオレンジ色のミ)
引籠りニートの俺が見ていた海岸清掃中に使用していた道具(熊手とオレンジ色のミ)

 これをやってもなあ、俺の人生は何も変わらなかった。

引籠りニートだった俺が海岸清掃で使用していた、木くずゴミを集める時に使用していた青色の熊手とオレンジ色のミ
引籠りニートだった俺が海岸清掃で使用していた、木くずゴミを集める時に使用していた青色の熊手とオレンジ色のミ

 やはりサイト制作みたいなのに、俺の人生を根本から変えてくれることに期待するしかないよな。

 まあ、期待するもなにも、俺一人しかやっていないのだが。誰か他人が俺の為に働いてくれることは皆無だからな。

元ニート引籠りの齋藤健一が集めていた木くずゴミ(鎌倉市・七里ヶ浜海岸にて)
元ニート引籠りの齋藤健一が集めていた木くずゴミ(鎌倉市・七里ヶ浜海岸にて)

 写真に撮らなかったら、この時、俺がこの場所でこの仕事をしていたことなんて、誰も気にしなかった。

引籠りニートだった齋藤健一が海岸清掃中に使用していたオレンジ色のミが地面に置いてあるところ
引籠りニートだった齋藤健一が海岸清掃中に使用していたオレンジ色のミが地面に置いてあるところ

 なんか、お笑い芸人のサンドウィッチマンの伊達が、ある花火大会の時、大勢の他人がスマホで花火の映像を撮影していたことに憤慨して、自分の目に焼き付けろ!と言っていた。

 が、それは間違いだ。なぜなら普通の人間の記憶力なんて曖昧だからな。俺が過去に見た花火大会とか遠くから見た花火の景色なんて、もうすっかり忘れている。曖昧だ。実際に見た記憶と想像がごちゃ混ぜになっている気がする。全く鮮明に思い出せないよ。

 だから画像や映像といった記録に残すことは正しい。江戸時代と違い、今は高精細な映像や写真でその時の記録を残せるからな。

引籠りニートだった俺が木くず類を集めていた先端が青色の熊手
引籠りニートだった俺が木くず類を集めていた先端が青色の熊手

 こうやって写真に残すことにより、誰かが見て、感心してくれる。

引籠りニートの俺が見ていた焼きそばみたいに山盛りになった木くず【鎌倉市・七里ヶ浜海岸】
引籠りニートの俺が見ていた焼きそばみたいに山盛りになった木くず【鎌倉市・七里ヶ浜海岸】

 【鎌倉市の七里ヶ浜海岸に重機で山積みにした木くずの山がありました】と文章で残したり言葉で言っても、それがどの程度の高さなのかとか、上手く伝わらないからな。そもそも七里ヶ浜海岸の景色も、文章だけでは伝わらない。

 だからこうして写真で伝えれば手っ取り早いからな。

引籠りだった齋藤健一が七里ヶ浜海岸の砂浜に置いた海岸清掃用の熊手とミとビニール袋
引籠りだった齋藤健一が七里ヶ浜海岸の砂浜に置いた海岸清掃用の熊手とミとビニール袋

 だが俺は後の俺自身の苦労を考えずに、大量に写真を撮り過ぎた。

七里ヶ浜海岸で元引籠りが集めた木くずをビニール袋に入れた場面
七里ヶ浜海岸で元引籠りが集めた木くずをビニール袋に入れた場面

 まあ、離れた場所にある少量の木くずゴミはこうしてビニール袋に入れていた。

元引籠りニートの俺が帰宅時に使用していた汐見台のバス停
元引籠りニートの俺が帰宅時に使用していた汐見台のバス停

 で、漸く帰宅だ。いつもの汐見台バス停からJR辻堂駅に帰る。

元ニート引籠りの齋藤健一が地面で見た(ちがさきおすい)と書かれたマンホール
元ニート引籠りの齋藤健一が地面で見た(ちがさきおすい)と書かれたマンホール

 バス運転士の方がいいのかな。でも俺はルーミー程度の車の運転でも緊張するからな。バスって幅が2m以上あるよな。

 あんなでかい車を狭い日本の道路で運転できるって、凄いよな。

元ニート引籠りの齋藤健一が帰宅時に見ていた汐見台バス停から海へと続く道
元ニート引籠りの齋藤健一が帰宅時に見ていた汐見台バス停から海へと続く道

 この歩道の奥からこのバス停まで歩いてきた。

元引籠りニートの俺が見ていた汐見台バス停に座っていた俺の右足と黄色いスニーカー
元引籠りニートの俺が見ていた汐見台バス停に座っていた俺の右足と黄色いスニーカー

 なんでこの時の俺はいつも自分の脚を撮影したんだ?

引籠りニートだった齋藤健一が帰宅時のベンチに座っていた時の両脚とミズノのレモンイエローのスニーカー二つ
引籠りニートだった齋藤健一が帰宅時のベンチに座っていた時の両脚とミズノのレモンイエローのスニーカー二つ

 ミズノのスニーカーは結構良い。

 が、俺はやはり防水のスニーカーでないと安心できない。

 いきなり雨が降る時もけっこうあるからな。やはり非防水だと頼りないから。

 という訳で、ニート・引きこもりの人は、少しずつでもいいから、自分の人生を前進させる努力をしましょう!

 この時の俺みたいに。とはいえ、結局、投資で大損したので、海岸清掃なんてしなければよかったという結果になったがな。

 まあ、超大量の仕事中の写真は撮れたが。はあ。

 人間、努力しないと人生が上手くいかないものだが、努力しても人生が上手くいくとは限らない。

 だが、努力しないと上手くいく素地が出来上がらないので、努力するしかない。


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