で、この日も引き続き鎌倉市の材木座のトイレ前の海岸清掃だった。
まあ、一日中ここではなかったと思うが。でも、移動先の写真を撮り忘れていた場合、一々行った先をメモしていた訳ではないので、もう忘れた。
いや、しんどいから。まあ、人間関係もしんどいけど、仕事自体がサウナの中での作業みたいな感じで、肉体的にもキツい。
筋肉があるとか、体力があるとか、それで乗り切れる暑さではないと思う。だってマッチョだからサウナ状態の湿気地獄の猛暑の中で平気という訳ではないからな。いくらパワーや体力があっても、暑さには強くないだろうよ。

またいつものバス停。相変わらず晴れている。

汐見台のバス停で降りるルートを発見したから、こちらで降車することが多くなった。
まあ、でも、反対側のバス停からのルート上には安い自販機があるけどな。一長一短だ。自然公園までの距離もそこまで変わらないしな。

いつも殆ど人が座っていないベンチ。

帰宅時には作業着が汚れていることもあるが、特に着替えなかった。まあ、電車とバスは、そんなに混んでいなかったが。
俺も流石にとんでもなく汚れているのなら、その状態で電車やバスに乗ることは、ちと考えるが、そんなに汚れることはなかった。

この日はたしか、もう既に巨木をバキバキと砕く器具を装着した重機は退散していた。
で、我々は残りカスの清掃作業をしていたと思う。

昨日の残りの人工ゴミの除去もしたと思う。

ああ、まだ重機もいたな。あのアクアマリン色というのか?アクアマリンは、ちと色味が違うか。え~と、あのトルコ石みたいな色の重機が、たしかそうだった。巨木をバキバキと砕く器具を装着した重機だったと思う。

まあ、ここら辺は元々綺麗だった。まあ、奥に山にした木くずがあるが。

ひきこもりでは絶対に買えないであろう、物凄く高価であろう海沿いの物件。
なんか、音楽のGlobeのマークパンサーの自宅がここら辺にあると聞いたが、詳しくは知らない。
まあ、もう既に死んだが、みのもんたの自宅も鎌倉の高台の方にあると聞いたが、行ったことはない。興味ないし。

元ひきこもりの齋藤健一が他の作業員と共に袋詰めした大量の人工ゴミ。

絶対にこのタイヤは不法投棄だろ。一体どうやって、タイヤが海に流れ込んで、海岸に漂着するというのだ?
海岸にはよく廃タイヤが捨ててある。漂着したのかもしれないが。つーか、新しいタイヤを履き替える時に、その業者に手数料を支払って処分してもらえばいいだけだろ!
その僅かな廃タイヤ処分料をケチる奴が、不法投棄したり海に捨てたりするのかな?損得勘定と道徳観念がイカれてんな。

まあ、鎌倉市の海岸は観光地なので、頻繁に業者が入って常に清掃している。
だが七里ガ浜という海岸はトラックや重機が入るのに苦労するし、毎年、超汚れる。だから今年も暫く汚い状態での放置が続いた。
まあ、仕方が無いよな。なんか自治体というか行政が、「早く七里ガ浜を清掃してくれ!」と再三にわたってかながわ海岸美化財団に要請していたそうな。
でも予算も限られているし、人員も少ないし、他にもやる箇所沢山あるしで、後回しになって、結局、10月頃の清掃となりました。
そんなに文句があるのなら、もっと予算付けろよな!少ない予算しか与えていないくせに、あれやれ!これやれ!とか、無理だろ。現場を知らない人間の発想だな。
だって俺らの清掃作業も、10年位前は10人でやっていたのを、今ではたったの4人でしているのだからな。文句があるのなら予算をもっと与えろ!

ちなみにこのゴミ箱の中身の片付けは我々の仕事ではない。別の業者がやる。

これらもトラックに積んで搬出する。

まあ、消火器が捨ててあるけどな。消火器は、俺も自宅の消火器を引き取ってもらったことがあるが。
一度目は消火器を製造しているメーカーの事務所に持ち込んで引き取ってもらった。その時は引籠りではなかったと思う。
で、その次はホームセンターで引き取ってもらった。そのホームセンターで新しい消火器を買えば、古い消火器を回収してもらえたからな。

重機というか、ホイールローダーが走り回った跡。
まあ、所々に木くずが見えるが、これでいいだろ。だって、たったの四人でしているんだから。
無理だって、そんな徹底的に、こんな細かい木くずまで除去するなんて。このまま放置で自然に還るから。
とにかく引籠り状態からいきなりこの熱波の猛暑の酷暑の中での作業をすれば、並のひきこもりニートは倒れてしまうだろう。
なので、まあ、社会復帰第一弾は、そこそこ楽な仕事からにした方が良いと思う。空調の効いた部屋の中の仕事とかな。