元ニートが見た大磯町のビーチ付近の柱に描かれたオープンカーの絵

ひきこもりニートから清掃員へ【8月28日】

 で、この日の清掃現場は大磯町の海水浴場だった。

 いや、午前中全部ではないが、午前中の一部を使って平塚市のビーチセンターに寄り、そこで何かしたんだよな。ゴミの回収作業だけしたのかもしれない。

 で、直ぐに隣の大磯町の12号扉に行き、大磯町の海水浴場は清掃しなかったが、東京側の砂浜を清掃したのかな?

 え~と、もしかしたらこの日は海水浴場の部分は別の業者が清掃していて、俺ら臨時のかながわ海岸美化財団お抱えの清掃作業員四名は、大磯高校前の砂浜の部分を清掃していたのかもしれない。

 とにかく四人しかいないが、毎日、毎日、広大な広さの部分を清掃していた。明らかに10人体制で海岸清掃していた頃よりも、作業の強度というか、負担が重い。それでいて日当は11年前から比べて1000円しか上がっていないからな。

 つーか、トラック運転手は10年以上前の10人体制時には日当11000円だったが、この時はトラックも運転して清掃作業もして、それで同じ日当11000円だったからな。まあ、10名体制の頃のトラック運転手も、暇な時は清掃作業をしていたが。

 つまり同じ仕事内容なのに、日当が変化なしだという。つーか、つい前年までは、この同じ臨時の仕事で日当が10000円だったとか。それだと10年前よりも更に下がっているじゃんかな。だって11年前位の10名体制の頃は、主にトラックの運転だけしておれば良くて、日当11000円が出ていたんだから。

 本当に終わってんな、この国は。

 てかよ、マジで昭和世代っつーか、昭和気質の奴等がいつまでも健康で長生きして、現役でのさばり続けているから、それで仕事の効率化とか、仕事内容の改革とか、推し進めるのは無理なんだわ。

 だって自分が何十年も、又はそれ以上の半世紀とかその仕事をしてきた自負があるので、若い世代のやり方なんて気に食わなくて潰すからな。良きアイデアも「そんなのダメに決まっているだろ!」と断罪して、出る杭は潰すからな。そして唯々諾々社員しか残らなくなるのだ。

 前にいた遺跡発掘現場でも、思いっきり昭和世代の80代の部長がいる企業の監督下の現場に、俺が所属する派遣会社から俺等が派遣されていたが。

 う~ん、でも、その企業の正社員も、なんか生かさず殺さず程度の低い給料しか貰っていなかったっぽいけどな。なんか思うんだけど、個人経営とかの店ならいざ知らず、ある程度の規模の企業で、いつまでも昔気質の人間が偉い地位に居座り続けるのは止めた方が良い。

 その昭和気質の世代の人物の指揮下で現在まともな収益を上げられているのなら、別にいいけどさ。まともな収益を上げられていないのなら、その老害の仕事のやり方は時代にそぐわないという証左なので、とっとと引退した方が良い。

 若い世代の給料を上げられないのなら、古い世代はとっとと引退した方が良い。じゃないと、若い世代も、そんな大御所がいたら、仕事の仕方に対する文句も言えないし、何も改革できないからな。なにしろ偉い地位の八十代が昭和のやり方を押し付けてくるんだからな。

 つーか、若い世代も、もう既に五十代とか六十代だからな。終わってんな、この国は。

元引籠りが毎朝ほぼ買っていた最安値90円の自販機
元引籠りが毎朝ほぼ買っていた最安値90円の自販機

いつもの90円の缶珈琲の自販機。今はもっと値上げされているだろうなあ。

元ニートの齋藤健一が百円を投じて90円の缶珈琲を買う
元ニートの齋藤健一が百円を投じて90円の缶珈琲を買う

 つーか、俺がいた約半年間の間、たしかこの珈琲は百円に値上げされていたような。

元引籠りが自販機の90円の缶珈琲を買うところ
元引籠りが自販機の90円の缶珈琲を買うところ

 元ニート引籠りの俺がポッカの缶珈琲を自販機で買う場面。

元引籠りが自販機で10円のおつりを受け取ったところ
元引籠りが自販機で10円のおつりを受け取ったところ

 100円を投入して10円の御釣りが出てきた。

元引籠りが90円で買ったポッカ珈琲
元引籠りが90円で買ったポッカ珈琲

1972年の段階で既に完成されていたのかな、この缶珈琲は。ジョージアよりも美味しいと思う。

元引籠りが毎朝いた木のベンチとテーブル
元引籠りが毎朝いた木のベンチとテーブル

 いつもの木製ベンチで、出勤前の朝食です。

働き始めた元ひきこもりが木製ベンチに座っていた様子
働き始めた元ひきこもりが木製ベンチに座っていた様子

 元ひきこもりで、今は働いている齋藤健一の両足。このスニーカーはOSC湘南シティというショッピングモール内の靴屋で買ったノースストリームというブランドの靴だ。

 約五千円でした。

元ニートの齋藤健一が海岸清掃員とした働き出した時に装着していたデジタル腕時計
元ニートの齋藤健一が海岸清掃員とした働き出した時に装着していたデジタル腕時計

 こういう安いデジタル腕時計って、本体は耐久性抜群なのだが、バンドのゴムが先に千切れてしまうよな。

元ニートの齋藤健一が朝に食べていた朝食のおにぎり二つ
元ニートの齋藤健一が朝に食べていた朝食のおにぎり二つ

 またいつもの代わり映えしない朝食。俺は全てタラコのおにぎりで良かったのだが、母親は毎回、一つは異なる具にする。

元引籠りの齋藤健一がいた平塚ビーチセンターの建物
元引籠りの齋藤健一がいた平塚ビーチセンターの建物

 平塚ビーチセンターの建物。高いけど、売店で食べ物や飲み物を売っている。たしかタコスが一つ千円位だったかな。あとは自販機で飲料も売っている。

元引籠りが見た雨で地面が濡れた平塚ビーチセンター
元引籠りが見た雨で地面が濡れた平塚ビーチセンター

 この日は雨が降っていて、地面が濡れていた。

 というか、雨が継続して降っていたので、暫く待機していた。ここまで過酷な仕事をしているのだから、かなりの雨の中「どんどん休まず作業しろ!」なんて、まさか言わないよな?

元引籠りが見た雨で濡れた平塚ビーチセンター横のコンクリートの地面
元引籠りが見た雨で濡れた平塚ビーチセンター横のコンクリートの地面

 ひきこもり君なら、こんな辛い経験はしなくていいのにな。

 もしもあなたが今、ひきこもり中だったら、たっぷりの時間はあるのだから、10万円位の元手から株式投資とかしてみればいいのに。

 ブックオフに行って、中古の株式投資の本を激安価格で仕入れて勉強すればいいのに。そうすれば金持ちになれるかもしれない。

 俺は別に労働が美徳なんて言わない。株式投資とか仮想通貨投資で金持ちになれれば、それはそれでいいと思っている。遊んで暮らせるのなら、ひきこもりにとっては、まさに理想的な展開だろ。ちゃんと税金を納めれば、誰も文句は言わない。

元引籠りが視界に捉えた平塚ビーチセンター横のコンクリの地面
元引籠りが視界に捉えた平塚ビーチセンター横のコンクリの地面

 平塚ビーチセンター横にある津波から避難する為の建造物の下辺りから撮影した図。

 まあ、津波の避難所といっても、物凄く巨大な津波が襲来すれば、死ぬが。

元ニートの齋藤健一が立っていた、雨で濡れた平塚ビーチセンターの地面
元ニートの齋藤健一が立っていた、雨で濡れた平塚ビーチセンターの地面

 濡れた地面を眺める元ひきこもりの齋藤健一。

雨で濡れた地面に立つ元ニートの齋藤健一
雨で濡れた地面に立つ元ニートの齋藤健一

 雨合羽を着るとなぁ、砂が合羽に付着するし、暑くて湿気が凄い状況で、合羽の中が蒸れるしなぁ。

 だから、余程のことが無い限りは着ないかな。

雨が降っている中、立っている元ニートの齋藤健一
雨が降っている中、立っている元ニートの齋藤健一

 砂が濡れると、砂が靴とか作業着に付くから嫌なんだよな。

雨で濡れた作業用手袋を持つ元ニートの齋藤健一
雨で濡れた作業用手袋を持つ元ニートの齋藤健一

 作業手袋も濡れてしまいました。まあ、このSという文字は齋藤のSです。

 四人しかいないから、これで十分に自分の手袋だと判別可能だろう。

雨で濡れた作業用手袋を掴む元ニートの齋藤健一
雨で濡れた作業用手袋を掴む元ニートの齋藤健一

 濡れた手袋をはめると、気持ち悪い。

雨が降る中、作業用手袋を掴む元ニートの齋藤健一
雨が降る中、作業用手袋を掴む元ニートの齋藤健一

 なんだかなぁ、これで日当11000円だからなあ。さりとて、他の仕事の方が更に日当が低いのだからな。

 この国はマジで給料が上がらないよな。アメリカなら、バカでも、天才達がどんどん国を発展させてくれるから、自動的に給料水準が上昇していくのにな。

元ニートの齋藤健一の腰に装着された赤いペットボトル入れと緑茶のペットボトル
元ニートの齋藤健一の腰に装着された赤いペットボトル入れと緑茶のペットボトル

 緑茶のペットボトル。これが財団から支給されていた飲料だ。

海岸清掃員として働き始めた、濡れた青いベストを着た齋藤健一
海岸清掃員として働き始めた、濡れた青いベストを着た齋藤健一

 ああ、サイト制作も辛いなあ。早く終わらせたい。

元ニートが見た、雨で濡れたビーチセンターの地面
元ニートが見た、雨で濡れたビーチセンターの地面

 なんで俺はこんな同じような写真ばかり撮影していたんだ?

元ニートが作業していた現場の平塚ビーチセンター
元ニートが作業していた現場の平塚ビーチセンター

 濡れた平塚ビーチセンターの建物の写真。

元引籠りが海岸清掃をしていた大磯の現場にあった柱に描かれた絵
元引籠りが海岸清掃をしていた大磯の現場にあった柱に描かれた絵

 誰かが描いた大磯町の海水浴場前の柱の絵。

海岸清掃員として働いていた齋藤健一が見た大磯町の海岸
海岸清掃員として働いていた齋藤健一が見た大磯町の海岸

 大磯町の砂浜の様子。

元引籠りが働いていた大磯町の清掃現場のビーチ
元引籠りが働いていた大磯町の清掃現場のビーチ

 内側の砂浜はあんまり汚れていない。

元引籠りがいた海岸清掃現場の西湘バイパスの構造物
元引籠りがいた海岸清掃現場の西湘バイパスの構造物

 西湘バイパスの柱に描かれた数々の絵。

元引籠りが海岸清掃をしていた大磯町の西湘バイパスの柱に描かれた絵
元引籠りが海岸清掃をしていた大磯町の西湘バイパスの柱に描かれた絵

 素晴らしい絵。

元引籠りが目撃していた大磯町の海水浴場にあったゴミ箱
元引籠りが目撃していた大磯町の海水浴場にあったゴミ箱

 大磯海水浴場内に設置されたゴミ箱。サーファーとかが捨てるのだろう。

元ニートが作業していた大磯町のビーチに生えた緑の草
元ニートが作業していた大磯町のビーチに生えた緑の草

 大磯海水浴場の様子。

元引籠りの齋藤健一が海岸清掃をしていた大磯町の海水浴場に生えた草原
元引籠りの齋藤健一が海岸清掃をしていた大磯町の海水浴場に生えた草原

 草が生えた大磯海水浴場の内側の様子。

元ニートが働いていた大磯町の12号水路入り口付近に描かれていた奇妙な絵
元ニートが働いていた大磯町の12号水路入り口付近に描かれていた奇妙な絵

 このように素晴らしい絵が描かれているのに、BBQXという意味が分からないアホな文字を書く馬鹿がいる。

元ニートが見た大磯町のビーチ付近の柱に描かれたオープンカーの絵
元ニートが見た大磯町のビーチ付近の柱に描かれたオープンカーの絵

 柱の全ての壁面に絵が描かれていたと思う。

元ニートが大磯町のビーチに立っていた時の様子
元ニートが大磯町のビーチに立っていた時の様子

 砂浜の砂と作業靴。

元引籠りが海岸清掃していた大磯町の砂浜の奥まで見える様子
元引籠りが海岸清掃していた大磯町の砂浜の奥まで見える様子

 奥が平塚方面。つまり東京方面。

元引籠りが作業していた大磯町の砂浜の現場から出た竹のゴミ
元引籠りが作業していた大磯町の砂浜の現場から出た竹のゴミ

 こういう乾燥した竹なら、足でバキッと折れる。

元引籠りが仕事前に撮影していたその日の仕事現場を証明する看板
元引籠りが仕事前に撮影していたその日の仕事現場を証明する看板

 看板は一応プラスチックのカバーで保護されているが、濡れると厄介なので、ビニール袋に入れてある。まあ、移動の為にビニール袋に入れた方が楽だからなのだが。

元引籠りが清掃していた大磯町の海岸から出た人工ゴミと竹と木
元引籠りが清掃していた大磯町の海岸から出た人工ゴミと竹と木

 竹のゴミと木のゴミと人工ゴミ。

元引籠りが集めた人工ゴミと木片
元引籠りが集めた人工ゴミと木片

 漁網みたいなゴミ。

元引籠りが海岸清掃していた大磯町の現場から出た人工ゴミと流木の集積現場
元引籠りが海岸清掃していた大磯町の現場から出た人工ゴミと流木の集積現場

 まあ、これらは後でホイールローダーで回収するか、キャリアダンプで回収する。

元引籠りが集めた大磯町の海岸に漂着した人工ゴミと木くずと木の箱
元引籠りが集めた大磯町の海岸に漂着した人工ゴミと木くずと木の箱

 こういう仕事は、もう二度とやらないだろう。

元ニートが清掃する前の大磯町の汚れた海岸に漂着した木くず類
元ニートが清掃する前の大磯町の汚れた海岸に漂着した木くず類

 俺は創造性が必要な仕事がしたいが、誰かに雇用されるという形では無理だ。

 だから自力でサイト制作という形で創造性を発揮する。

元引籠りが見た大磯町の清掃前の海岸の様子
元引籠りが見た大磯町の清掃前の海岸の様子

 波打ち際の全てのゴミを回収なんて出来ないから。

 奥まで見える、物凄く遠い所迄、時間の許す限りやるのだから。たったの四人で。

 そんなの、たったの四人でなんて出来ねーよ。

 かき集めるだけじゃなくて、他にも流木弾きとか、ホイールローダーで回収する時の手伝いとか、人工ゴミ集めとか、キャリアダンプの操作とか、色々あるんだから。

元引籠りが回収した小さな流木
元引籠りが回収した小さな流木

 この程度の大きさの流木なら、一人で片づけられる。

元ニート引籠りが回収して集めた人工ゴミと木くずと流木の破片
元ニート引籠りが回収して集めた人工ゴミと木くずと流木の破片

 人工ゴミは、たしか後日回収したかな。それとも同日に回収したかな。

元引籠りニートが集めた木の板と小さな人工ゴミの袋
元引籠りニートが集めた木の板と小さな人工ゴミの袋

 こういう比較的大きな木は事前に弾く。これらは別に置いておいて、後でホイールローダーで別に掴む。木くずは木くずで回収しないと、ゴミ処理場で詰まるから。

元ニート引籠りが回収して袋詰めした人工ゴミ【大磯町のビーチにて】
元ニート引籠りが回収して袋詰めした人工ゴミ【大磯町のビーチにて】

 人工ゴミを袋に詰めるのも、汚いんだよな。油塗れの物体も稀にあるからな。

元ニート引籠りが清掃する前の大磯町の汚れた砂浜の様子と烏
元ニート引籠りが清掃する前の大磯町の汚れた砂浜の様子と烏

 烏もいたが、まあ、打ち上げられた魚の死骸でも食べていたんだろうな。

元ニート引籠りが袋詰めした大磯町の海岸から出たゴミ
元ニート引籠りが袋詰めした大磯町の海岸から出たゴミ

 これも袋詰めした人工ゴミ。中身は忘れた。

元引籠りが見た、清掃前の大磯高校前のビーチの様子
元引籠りが見た、清掃前の大磯高校前のビーチの様子

 こんな広い範囲を四人でって、無理だって。

 でもやったよ、物凄く速いペースで。割に合わない。

元引籠りが見ていた大磯高校前から大磯海水浴場方面の様子
元引籠りが見ていた大磯高校前から大磯海水浴場方面の様子

 せめて人員を5名にしてくれ。それだけの予算を、県は財団に与えてくれ。勿論、財団が五名の臨時職員を雇用することを確約させろ。五名なら、だいぶ楽になるから。

 まあ、俺はもう海岸清掃の仕事はやらないので、まあ、どうでもいいが。でも、この先もたったの四名で延々と毎年続けていくのなら、作業員が大変過ぎて可哀想だ。

元ニート引籠りが見た大磯町の砂浜にいた烏二匹
元ニート引籠りが見た大磯町の砂浜にいた烏二匹

 魚の死骸を食べに来たカラス達。

元引籠りが海岸清掃していた大磯の砂浜と烏が二匹いる図
元引籠りが海岸清掃していた大磯の砂浜と烏が二匹いる図

 あんまり波打ち際の細かな木くずは取らない。だって無理だもの。内陸側の大きな木くずだけだな。

元引籠りが目撃した大磯町の砂浜にいた烏一匹の図
元引籠りが目撃した大磯町の砂浜にいた烏一匹の図

 カラスは美しいよな。

 この前、伊勢神宮の外宮に行ったら、別宮の所を参拝していたら、カラスがやって来た。

 そしてカラスが何やら食べていて、それを俺の前に落とした。

 それは蜂の巣の先端であった。それを俺は持ち帰って、今、自宅にある。

 中の水分を潰して除去して、ペシャンコにした。これを乾燥させて、財布の中にしまっておく。

 そうすれば金運アップするかもしれないから。


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